汎用モニタリングモジュール

GEMGPは、制御盤内に取り付けが可能で、さまざまなモニタリングタスクに使用できる極めて効率的なスタンドアローン型モジュールです。最大2個のセンサーを接続でき、機械加工中に主軸から取り込まれた力と歪みの値を測定します。

GEMGPは、3つのモニタリング機能を提供します。さらに、サイクルごとに複数のタイプの限界値（例：工具破損、工具なし、過負荷、工具摩耗、および流量）を使用して、最大127種類の切削サイクルを処理できます。あらかじめ設定した限界値を超えたすべてのイベントは、ログファイルに記録されます。

コンパクトなGEMGPモジュールは、取り付けと操作が簡単な設計なため、マシン、ロボット、または他の装置のキャビネットやハウジングに簡単に取り付けることができます。すべての必要な機能とインターフェースは、モジュールに統合されます。

GEMGPは、そのデジタルI/OインターフェースのおかげでNCのタイプから独立しています（フィールドバス不要）。PLCによってトリガーできるため、モジュールの連結部に個別に接続できます。

GEMGPは、Windows（Win 7/10）ベースのマシン制御またはシーメンス製Linuxシステム（TCU）上で動作するオペレーティングソフトウェアを使用してスタンドアローンモードで使用できます。このオペレーティングソフトウェアは、マーポスの7/10インチ業務用PCまたは任意のWindows PC（Win 7/10）にインストールできます。

GEMGPは、GENIOR MODULAR製品ファミリーの一部として、プロセスモニタリング用のGENIOR MODULARモニタリングシステムに組み合わせる、または統合することより、歪み、力、および流れのデータを処理ユニットに送信できるため、さらに評価できるようになります。

このように、マーポスは、任意のGENIORモジュール（GENIOR MODULARで動作可能、インターフェースはCANバスを使用）を追加するだけで、変化するニーズに適合できる、極めて柔軟性のあるソリューションを提供しています。