無線式トランスミッションスキャニングプローブ

WRSP60スキャニングプローブは、新しく加工したワークのプロファイルが正しいか直接マシン内でチェックして、ワーク表面の欠陥を検知するのに使用できます。そのため、ワークを測定室に運搬したのち、引き続き再加工が必要な場合にワークをマシン内で再度位置決めする必要がなくなります。マーポスが開発したWRSP60プローブは、無線式トランスミッションシステムを備えており、一般的に使用されている、切削を行うほとんどの工作機械上でワークを直接スキャンするのに使用できます。WSRP60プローブを使用すれば、標準タッチプローブでは不可能な動作も可能です。また、プロファイル品質制御、ワーク位置合わせ補正、表面歪みチェック、切削プログラムの修正、マスターとの比較、振れチェックなど、サイクルタイムの大幅な延長の原因となる動作を行うことも可能です。さらに、ワークの正しい位置決めに必要なタッチ動作も行えます。

このシステムは、インターフェイス内蔵WRI無線レシーバーを介して、工業用PCまたは標準PC上にインストールしたソフトウェアパッケージと通信します。測定値は、PC上に管理、表示され、データがアーカイブされます。