工具/プロセスの有効電力値をモニタリングするモジュール
GEMTP
GEMTPは、スタンドアローン型モジュールです。工作機械の機械加工中の異常検知用の初歩的なソリューションです。GEMTPは、駆動装置の有効電力を測定することで、以下のイベントをリアルタイムで検知して通知します。
- 工具の破損
- 工具なし
- 過負荷
- 工具の摩耗
GEMTPは、あらゆる工作機械の付加価値を高めるパーフェクトなパートナーとして、以下に対応する真のソリューションです。
- 機械加工中の問題によって発生するワーク破損の回避
- 工具状態の診断
- 見える化機能と分析機能による恒久的工程情報の生成
- 工程制御(マシン/工具/ワーク)と文書化
- ログメッセージのイベントの記録(ブラックボックス)
- Industry 4.0アプリケーション向けのCSV形式データ手動/自動エクスポート
GEMTPは、電気キャビネットに取り付けが可能で、極めて効率的なスタンドアローン型モジュールです。工具の状態を特定します。マーポスのホールセンサー、CT-100(100 A)とLA-205S(200 A)は、機械加工中に主軸から吸収された真の電力値を測定します。
GEMTPは、3つのモニタリング手段を提供します。さらに、最大127種類の切削サイクルに対応することができます。サイクルごとに、4つのタイプの限界値(例:工具破損、工具無し、過負荷、工具の摩耗)を設けています。あらかじめ設定した限界値を超えたすべてのイベントは、ログファイルに記録されます。
この小型GEMTPモジュールは、取り付けと操作が簡単な設計です。そのため、マシン、ロボット、その他性能制御装置のキャビネットやケースへの取り付けが簡単です。すべての必要な機能とインターフェースは、モジュールに統合されます。
GEMTPは、ハードウェアI/Oインターフェースにより、NCのタイプに依存しません。PLCによってトリガーできるため、モジュールの連結部に個別に接続できます。
GEMTPは、Windows(Win 7/10)ベースのシステムで動作するソフトウェアを使用してスタンドアローンモードで使用できます。制御装置にWindowsが搭載されていない場合は、このオペレーティングソフトウェアをマーポスの7インチ/10インチの端末装置か、またはPC(Win 7/10)にインストールできます。
GEMTPは、GENIOR MODULAR製品ファミリーの構成要素であり、GEMCPUへ簡単に接続し、高性能GENIOR MODULARシステムの一部として機能させることができます。測定信号が取得されると、その測定信号はさらに、GEMCPUユニットで用いられ、自動モニタリングを行います。また、このモジュールは、スタンドアローンとしても使用できます。
このように、マーポスは、任意のGENIORモジュール(GENIOR MODULARで動作可能、インターフェースはCANバスを使用)を追加するだけで、変化し続けるニーズに適合できる、極めて柔軟性のあるソリューションを提供しています。
- 機械加工中の問題によるワーク破損を回避
- 工具の問題と摩耗を検知
- 恒久的工程情報により生産性がアップ
- 見える化と文書化による完全な工程制御が可能
- 工程比較分析機能
- イベントデータを記録(ブラックボックス機能)
- Excel(CSVデータ)で収集データを分析して特定
- あらゆるタイプの工作機械、ロボット、組み立て、ハンドリングシステムなどに最適
- 個別としても、GENIOR MODULARシステムと直接統合しても使用が可能
- MS Windows搭載の標準PCで、Ethernetによる(TCP/IP)見える化と操作が可能
- キャビネット取り付けレール用メインフレーム
- 電源:DC24 V
- 静的インターフェースI/O
- Windows(Win 7/10)オペレーティングシステム用HMI
- PC接続:Ethernet
BROCHURES AND MANUALS
データーシート | インスタレーションおよびユーザーマニュアル | |
---|---|---|
英語 |
GEMTP: (970.84kB)
|
GEMTPEL: (3.35MB)
GEMTP: (3.23MB) |
イタリア語 |
GEMTP: (0.95MB)
|
- |
ドイツ語 |
GEMTP: (0.96MB)
|
GEMTPEL: (3.55MB)
GEMTP: (2.92MB) |
日本語 |
GEMTP: (749.50kB)
|
- |
韓国語 |
GEMTP: (0.97MB)
|
- |
中国語 (Simplified Chinese) |
GEMTPEL: (723.60kB)
GEMTP: (723.60kB) |
- |