シムの選択および検証

一般に、このアプリケーションは、シムを選択するための2つの測定ステーションと、ギアボックスに取り付けられたシムの適正性を検証する1つの最終ステーションで構成されます。

最初の測定ステーション（マニュアルまたは自動）では、静的測定により、ギアボックスカバー上でベアリングキャップ中心からシム配置面までの距離が測定されます。2番目の測定ステーションでは、プレロードを使用した動的サイクルにより、ハウジング上で対称距離が測定されます。

その後、この2つの距離測定値の差をもとに、アセンブリーのシムが選択されます。通常、シムはクラスごとに分けて保管されており、取り付ける正しいシムの選択が自動システムからオペレーターに指示されます。

シムが取り付けられ、ギアボックスのボルトが締められると、最終検証マシンによって作動トルクがチェックされます。

マーポスのシステムでは、この検証工程を全自動化でき（ラインのサイクルタイムを大幅に短縮）、実際の生産工程に合わせたカスタマイズも可能です。これは、お客様にとって決定的な利点になります。