角型電池セルの電気的試験

角型セルのテスト機の例

非常にコンパクトなベンチで、独立したテストステーションとして使用する、あるいはロボットによる自動ローディングにも対応しています。パイロットラインや中程度の生産ラインでの使用に適した構成となっています。量産時にはさまざまなソリューションを提案します。

ターンテーブルをベースにしているため、セルの搭載は作業者または自動システムによって行われ、最も安全な作業環境が確保されます。

セルネストの配置は、特定のセルモデルやサイズに応じて、数や形が時間的に決められています。

ネストの数（最大18個）は、マシンの自律性とオペレーターとの相互作用が保証されます。

セルの識別後、予備的な測定として寸法評価を行います。

専用グリッパーはサーボ制御された2軸マニピュレーターによって作動し、セル自体の本体に沿ったさまざまな接触点でセルの厚さを取得します。測定点の数と位置は、お客様の要件に応じて自由にプログラム可能です。

メインステーションは、ポゴピンデバイスでアノードとカソード間の回路を制御された力で閉じる電気試験が行われます。

お客様の仕様に応じて、さまざまな測定を実行できます。

• 開回路電圧（OCV）Open Circuit Voltage (OCV)
• 交流内部抵抗（ACIR-1kHz）Alternate Current Internal Resistance (ACIR-1kHz)
• 直流内部抵抗（DCIR）Direct Current Internal Resistance (DCIR)
• 電気化学的インピーダンス分光法（EIS）

最後のテストステーションは、外部密封容器の完全な絶縁を専用でチェックするためのものです（HVテストまたは高電圧絶縁テスト）。

システムの拡散接触要素として導電性フォームを採用し、外面全体の側面の完全な検査を実施します。