校正器およびリークシミュレーター

LTCは、検査装置の定期的なチェックと校正のための汎用装置です。さらに、内蔵リークシミュレーターを使用して、検査システムの正確さを厳密に検証できます。
 
性能

LTC装置は、付属品のクイック継手であるStaubli社製T字型接続金具を使用して、検査装置と検査対象の間で導出部に接続します。
オペレーターは、手動ニードルバルブを通じて漏洩流を調整するか、またはLCDディスプレイ上のボタンを押すだけで漏れのシミュレーションを有効/無効にすることができます。内部圧力センサーはライン圧力を測定し、流量センサーはニードルバルブを通じて調整された漏れの実際の値を測定します。
LTC装置は、検査圧力と漏れ流量の両方をディスプレイに表示します。

指定した漏れをシミュレーションすることによって、オペレーターは、検査装置の効率および検査パラメーターが正しくプログラミングされていることをチェックできます。漏れを伴う検査サイクルを実行することで、オペレーターは、検査装置が指定した漏れを実際に検出して検査対象コンポーネントを不合格にできるかどうかをチェックできます。

LTCは、装置の圧力と流量の測定データを検証および認証する、圧力校正器として設計されています。

LTC装置を通じて、ユーザーは、検査装置の性能をISO9001に従って文書化し、認証することができます。

 
接続性
データを記録するために装置をPCまたはペンドライブに接続するUSBポートを採用。